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 「新たな発見~turning point~」


 学生ツーリズムサミットはこれまでに福岡、大分、長崎、島根で開
催され、この度第5回の開催に向けて活動が始まりました。今回無事に5回目を迎えるにあたり、過去の経験を存分に生かした新たな学生ツーリズムサミットのスタートとなるよう尽力し、香川県の良さを再発見していく所存です。


 今回の総合テーマを「新たな発見~turning point~」としました。これは、過去4回学生ツーリズムサミットを開催させていただきましたが、様々な気づきがありました。今回5回目を開催するにあたって、当サミットを私たち日本国際学生協会が開催する意味の再確認、新たな気づきから得られる何かをそれぞれに見出してもらいたいと考えたからです。


 Turning pointとは、日本語に直すと「きっかけ」という意味です。当サミットに参加する学生の皆さんに自分の意見を発言し、相手の意見を吸収する楽しさを知るきっかけ、日本の良さに気づくきっかけになってほしいという意味をこめています。企業の海外進出など世間では海外志向になりがちなような気がします。そのような状況の中で海外ばかりに興味を持ち、日本の良さを忘れかけている方も多いと思います。そんな方たちに日本の良さを再発見できるきっかけになるようなサミットを目指します。


 私たちの目標として10ヶ月の準備期間を経てプロジェクトを開催し1週間と短い期間ではありますが実行委員とスタッフ合計40名が開催地で会議を行い生み出したものを実際に開催地で実行に移していただくことを考えています。学生という立場では直接的に社会に影響を与えることが難しいと感じます。しかし、私たちの行動力が少しでも社会に変化を与えるきっかけとなることができると信じています。この挑戦が達成できれば人的交流の活性化につなげることができ開催地の魅力向上になりその結果日本の魅力を向上させることができます。


 また開催地となる香川県においては食のブランドとしてうどんが有名ですが、うどん以外の香川県ならではの良さを再発見し日本の良さ、香川県の良さを探りたいと考えております。


 日本国内にはまだまだ日の目を見ない空間やモノがたくさん隠れていると思います。これらの魅力を引き出すことで日本の資源の有効活用ができるのではないでしょうか。私たちが地域の光を見つけることでそれが地域の人たちの光とすることが出来るように開催地の観光を考えて行きます。

WYTS開催における効果

観光客の立場からの視点
学生ツーリズムサミットでは観光という視点から地域を見ていく。そのため実際の観光客の立場で地域の観光を考えることができるので、その地域を地元民とは異なった視点から見ることができ、地域の新たな魅力を発見することができる。

より良い地域にするための観光を考える

当サミットではフィールドワークや企業訪問を通して、日本観光そして国内外を問わず観光そのものの魅力を感じることができる。新しい場所を訪れることで、その観光地と日常生活の場を比較し、学生の視点から意見を発信することができる。その学生ならではの視点が、私たちと比較的年齢層の近い外国からの学生や日本の若者など観光離れをしている人々に観光地の魅力を伝えるきっかけになる。そして学生の立場から地域の魅力を社会に発信することができる。

さまざまな場所での学生の発信

学生ツーリズムサミットを通じて、学生視点での観光についての考えを発信していくことによって地域活性化への貢献を図る。地域の方々にこのサミットでまとめた考えを聞いていただくことにより、地元の魅力の再発見につながることが考えられる。また、学生間で持ち帰った後に報告しあうことにより、開催地から離れた場所でも地域の魅力の発信をし、活性化へ貢献をしていくことができる。

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